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牧野富太郎先生の

 

10数年前、夏の終り。雑誌の取材で軽井沢植物園へ。
当時の園長でおられた佐藤邦雄さんにご著書へのサインをいただいた。そのとき、サインと共に書き添えられていたのが、植物学者、牧野富太郎氏の一節。
佐藤さんは、この直後に皇后様のご訪問を控えておられ、慌ただしかったというのに、丁寧にしてくださったサインが心に残る
生きていれば誰にも訪れる老いと孤独。自分の子どもに対しても精神的な依存をすることなく、元気で静かな老後を迎えるのが理想と思う私にとって、この一節はまさにお手本です。
 
 
牧野富太郎先生にはほかにもたくさんの歌があり、よく、私の講演会の締めくくりにも使わせていただいています。
・いつまでも 生きて仕事にいそしまん
また生まれ来ぬ この世なりせば
・わが姿たとへ翁と見ゆるとも
心はいつも花の真盛り

「植物と心中する男」牧野富太郎 より