ygs -yoshiya gardens & studio-
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世界をレイアーで見る習慣を…

先日のはままつフラワーパークでは、作業中や写真を撮るのに長い時間庭に佇んでいましたが、たくさんの皆様から「年々よくなっていますね!」「楽しみにしています」など、応援のお言葉をいただき、本当に嬉しく思いました。

そういったお言葉をかけてくださる方々は、景色と花の両方を見ていらして、私の目指す「生きた植物による絵画」を鑑賞して楽しんでおられる方が多いので、それも合わせて嬉しく思います。

そうやって、庭にしゃがんで、黙々と作業をしていると、いろいろな声が聞こえてきて、可笑しく吹き出してしまうことや、「え?」と、思うことや、まあ、さまざまな意見が興味深くて、参考になります。

でも、私が気になることとして、よく見かけ、聞くのが、花への近視眼的興味のみ。

景色ではなく、写真の撮り方も、花に近づけるだけ近づいて、そこだけに焦点や意識が集まっている。もちろん、私もそうやって写真をとることはあるし、そんな要素も必要ではあるけれど、レイアーの意識を持って、景色を眺めるなり、写真を撮るなり…。(あるいは人生観や日々の所感をレイアーで捉えるのもよし…それはまた、次回に)

 

とにかく、組み合わせによって「生きた絵画」になっている庭の構成にも、目を向けて欲しいのだけれどもな。イギリスのように、なかなか、そこまで 鑑賞者の意識が上がっていないと感じるのが、現状だ。

フジの開花と、アリウムの開花の接点の見極めが難しかった。でも、今年初めて80%ほど、叶った。

その眺めのレイアーを秋の「裸」の状態で想像しながら、植物を植えるのですから。

 

でも、これを発見して鑑賞してくれる方は…..。

 

私が庭に居たかぎりでは、見かけなかったなあ〜。の繰り返しなの。ちょっと、がっかり….だけども、看板も立てたくないしねー。なので、写真で残すほかはないのだわ。

この眺めは、フラワーパークの森田さんが撮ってくれた。今年、私はついに、一度もチューリップの開花を見られなかった。残念。

しかし、この景色は素敵。写真で見られただけ、ラッキー。手前にリグラリアを移動したのは正解!(以前はチューリップの向こうに植えていた)アジュガの施肥で成功して一株が1平米以上に伸びた。

桜が葉を伸ばしてくるとこのエリアはアジュガ、リグラリア、アスチルベがうまく行くゾーン。ジギタリスは、良い具合にドリフト状に植わって成長している。この後の開花が楽しみだ。

これからますます、あちらこちらで美しく花が咲くと思うのですが。ぜひ!庭のレイアーの眺めを楽しんでいただけたらと思います。とはいえ、私のブログを見てくださるかたは、こんなこと、百も承知の方ばかりなのですが…….時々、ネモフィラばっかり、ラベンダーばっかり、全部同じ花の景色の方が、一般的に受けたりしているのを見ていて、モチベーションがガクッと折れたりするものですから…。はぁぁ。