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ロンドンのクリスマスイブ&クリスマス

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こちらロンドン時間のクリスマスイブです。みなさまは如何お過ごしですか?

ロンドンのクリスマスは。ドイツやイタリアのそれと違い、若干宗教色が薄くて、このまっくらな冬のまっただ中を、無理矢理にでも楽しもう。と、思っているのかしらね。と、わたしなどはつい、思ってしまうような雰囲気。実は20年前からこの感じがとても苦手でした。

旅行者としては、不便このうえないイギリスのクリスマス。事前に、ネットで調べたにも関わらず、バスと徒歩でわざわざ訪ねた大英博物館は、なんとクリスマス休暇に入っていた。あらまあ!ですよね。

明日は電車もバスも止まる。少しだけ動いているタクシーは、2倍の値段。

お店もすべて休み。開いているのは、ホテルやチャイナタウンのみ。

日本では考えられない社会全体の停止状態です。

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一番上の写真はクリスマスイブの朝にコヴェントガーデンホテルで、今朝。朝食前の朝8時に撮った写真(まだ真っ暗)ですが、実は、この新年にShade に登場させる新作のジャケットを着て旅をしています。これ、後ろ身頃や袖が美脚パンツと同じもの凄く伸びる素材。前身頃だけが、伸びないコットン素材で、私の夢見る服の理想が、完璧な形になったジャケットです。しかも、旅に超便利です!

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そのジャケットの上に、ナイジェルのラムコートを着て…。本日は、新装なったサドラーズウエルズにおそらく、やはり、16年ぶりにやってきました。演目は、マシューボーンの新作バレエ、シザーズハンズです。いやもう!最高!観劇で感激しすぎて、ぽろぽろ涙を流してしまいました。9月の熊哲吉田都以来の心の浄化作用です。

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実は私、まさにロンドンに住み始めた20年前、ティム・バートン監督のシザーズハンズが封切りされてそれを何度もロンドンで見て夢中でした。そしてそれが今、まさに、生身の人間のパフォーマンスで観賞できた。いつか、日本でも上演される日が来そうな気がしますが、ティムバートンファンの気持ちをも決して裏切らない内容です。

ファンタジー一杯のトピアリーが突然踊りだす。など、歓喜の瞬間多々あり。

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今、ロンドンの街でさまざまなクリスマス飾りを目にしますが、シャネルのクリスマスツリーが素敵でした。やはり、さすがであります。

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さて、クリスマスの飾りはどこでどれを見ても楽しいのですが、やっぱり、厄介な日程でロンドンに来ることにしてしまった訳です。クリスマスのロンドンに、なんて行くことはおすすめしない。と、いうのが私の結論、住んでいらっしゃる方はよろしいのですが、少ない日程で、いろいろ見たいのに、2日前後はやっぱり潰れる。24日から閉まってしまうギャラリーやお店も多いし、食料品の店にしても夕方5時6時が最終営業。(でも、ピカデリーのWHOLEFOODが19時までやっていて助かりました!)

誰もが、クリスマスギフトを買うことに、殆ど強迫観念なのではないか、と思うほどに、プレゼントを買いまくる。なんだかよく解らないのですが、誰もが「メリークリスマス!」とか、いうけれども、そもそも教会に行く訳でもなく、家で家族が集まって大フィースト。どっしり成人に必要なカロリーの三日分以上にあたる高カロリーの重たい食べ物を昼から食べまくり、プレゼント交換。う〜ん。なんだか、ついていけない。….とずっと思っていたんでした。

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今、その雰囲気をまじまじと外側から味わう。このシャーボネルのチョコレートにはまって一挙に太った事がありましたっけ。とても危険です「危険物」。

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ロンドンに7年も住んでいたというのに、クリスマスの日は、だいたい昼からシャンパンなんかのんじゃって、寝るまで飲みっぱなしで、街になんて、でたことがなかったので、これが初めての、クリスマスのロンドンの街体験です。さすがに車も走ってない。バスも地下鉄も止まっているので、凄い静けさ。ちょうど今宿泊中のホテルをでてすぐにリージェンツストリート。こんなの初めて見た!

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ロンドン在住のT様の運転で市内建築めぐり。さすがにこの景色、ウエストミンスターの周辺は、イヤな建築もなくて100年前とほぼ似たような景色。電線もなくて素晴らしい景色です。

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バタシーの発電所跡の景色は子供に見せたかった。ピンクフロイドのレコードジャケットで若き日に憧れた眺めです。

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タワーブリッジを渡って、バトラーズワーフ、バーモンジーへ。

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奇抜な建築。必ずしも美しくない。奇抜というだけ。これを見て、軽く怒りを感じてしまいました。この支離滅裂をイギリス政府は許してきたのかと。

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でも、バーモンジーにできた、ジェイ・ジョップリンのホワイトキューブは美しい。

20年近く前、メイフェアにできたジェイのホワイトキューブ。小さな白い四角い空間。それが第一号で、吉谷家は、杉本博司さんの御用達、ロンドンにおける専用民宿だったので、杉本さんを介してジェイ.ジョップリンに逢った。ジェイは賢そうなヤングボーイという印象でしたが、素晴らしい時代の波乗り手だったわけです。

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その新しくできたバーモンジーのホワイトキューブは、イーストエリアの、イヤでも目に入る奇抜なロンドンの建築群のなかで、実はオアシス。もっとも美しいと。そのとき感じました。

クリスマスゆえに、今年一杯は、エキシビションを見られないのですが、外観を見れただけでも、今日は幸せだったなあ。それで、建物とツーショット。っていうのかな?

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同じバーモンジーの道にあるテキスタイル&ファッション・ミュージアム。今はニット展をやっている。ここのカフェもご機嫌なので、再開後、できたら見にきたいのですが。まるでカリフォルニアみたいな晴天です。

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そして、実際に真下から眺めたら、気持ち悪くなってしまった ザ・シャード。この上のほうにあるシャングリラに泊まろうか迷ってやめたのですが、止めてよかったです。熟睡できないだろうと、眺めてわかった。

さて、ここで、また睡魔が襲ってきてしまいました。とちゅうですが。ここで失礼。