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怒涛の日々

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30日朝。サンダーソンホテルをチェックアウト。泊まってみれば、なかなか良いホテルでした。スタッフがみんな感じよくて、朝食が美味しくて。結局、居心地よくて、引っ越さなくてもよかったね。と、後悔しながら、ホテルを出る。ま、無機質な感じは苦手なままですが、スタッフの対応で、居心地って、全然違ってきますね。

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そもそも、セントマーチンホテルが水浸しで、CLOSE。その災い転じて福となすか、新たに仕切り直しで予約しなおした、HAM YARD HOTEL に引っ越しを。もう、この時期(NEW YEARS NIGHT)、ホテルを探すと、一泊あたり、目の玉が飛び出るような物件ばかり。あるいは、落ち込んでしまいそうな物件か。年末ニューイヤーズディは、どうも特別なのかしら。でも、団体バスが到着するタイプのホテルは、個人で泊まるのは気分的に厳しいので、小さなデザインホテルばかり探すからダメなんでしょうけれども。最近、どこもかしこも、本当に中国からの団体バスが多いですね。

で、ホテル探しの果てにだんだん感覚の麻痺をしてしまい。2泊で、1200ポンド。って…。でも、もっと高い物件をたくさん見たので、これって、ロンドンで家を探したときと同じ麻痺の仕方。当初の予算の2倍の家賃の場所に決まった次第。

しかし、今。円安で立ち直れない日本人観光客です。

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トルコからお帰りの英国在住のTさま!私も今日はナショナルギャラリーへ。私も、レンブラントを見たかったのに、センズベリーウイングの、ディプティックに再会に。

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さんざん模写した作品なので。あれだけ所蔵品が多いと、一度に見られないですね。感激袋が満杯になったので、一旦仕切り直し。ナショナルギャラリー。驚いたのは、去年の夏は一切の撮影禁止だったのに、フラッシュ焚かなければ、写真撮り放題でした。

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そして、只今、お隣のナショナルポートレートギャラリーでは、ウイリアムモリス展。近代のデザインの父たちの軌跡。テレンスコンラン卿でおわる構成がわかりやすい。でも子連れの私。先を急ぐ若者に急かされ、いちいち説明の文字を読めなかったので、いまひとつ、理解してない、入場料を2000円以上も払ったのに、元をとれなかった気が…(笑)。こういう時は一人でじっくり尋ねるべきですね。

1時にメイフェアのジェントルマンズクラブで、イギリスの友人、アレックスとタツコさんと待ち合わせ。ところがその途中で、ファントムオブジオペラの劇場前を通り、「ああ、ここ、お父さんと一緒に、20年前に来たっけ。まったく同じ!」などと、子供に説明するも、「オペラ座の怪人」自分も見たいという。母とっさに、ボックスオフィスが空いていたので「まさか今日のマチネは満席ですよね」と、聞いてみると「良い席が空いてます!」とのお返事。えええー!アレックス達には悪いけど、本日のマチネのチケットをゲット。

20年前も、たまたま劇場の前を通りかかって切符の有無を聞いてみると、たまたま良い席(最前列まんなか)が空いてたので、迷いなく席を取ったのですが、最初のこけら落としから30年たっても、やっぱり、とても楽しかった。あのドラムサウンドが苦手なのは変わりなかったけれども。劇中劇の群舞の衣装が素晴らしい。ルイ14世ばりのフランス劇の衣装やマスカレードの衣装も。もしも、ロンドンにいらっしゃるチャンスあれば、やっぱり、楽しめるので、おすすめです。当日のチケット、結構買えます。

そして、今夜はイングリッシュナショナルオペラ、ナットクラッカーも見たので、なんと、2連発。1日に2度もオペラやバレエ、ミュージカルを観るのは、ダメ。感動の受け入れ袋がもう、満杯。もったいない。と、いう気がします。

さて、日本は、すでに31日ですね。私も明日が最後の1日。ヴァージンエアの「イギリスに行こう」も最後の1日でしょうか。私もこれで、当分イギリスには来られないと思います。寂しいな。

New Years Eve…@ London

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日本は今、夕方、もうすぐで今年も終わりですね。こちらは、まだあと14時間ほどあとで、新年。

いろいろと、みなさま。今年もお世話になり、本当に、ありがとうございました!!!

コーネルセンにて

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ロンドンに住んでいた1990年代、最古の現存する画材屋、コーネルセンにしばしば通っていました。

古典絵画を描いていたので、ここに来ないと手に入らない材料がいくつもあったからです。

てんとう虫のコチニールを500gください。というと、気難しそうなツィードのジャケットを着たおじいさんがうやうやしく古いガラスの瓶から出してくれて、これまた200年前から使っていそうな古い秤で計ってくれます。小分けにされた顔料は、ビニール袋にいれられてこれまたクラシックなデザインのシールで封印されます。

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すべてが懐かしい。最高の使い心地。ダビンチの筆もすべての種類が揃っています。(Shade のお店でも、そんな理由で、ダビンチのフェースブラシを扱っています)

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今回は、日本では売っていないシュニンケのガッシュを買いにきました。6色ほど買って、8000円。ううう高い。顔料が全て自然素材なので、高価なミネラルが入っているとすごい価格になります。

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棚の上のほうのガラス瓶に入った顔料を、昔はよく買いにきました。

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お店の方に断って記念写真を撮らせていただきました。今は、若い店員さんですが、20年前の気難しい老人はPast away されたのだろうか。

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コーネルセンの並びに大英博物館はあります。

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芸術漬けでいい気持ちです。

ロンドンのクリスマスイブ&クリスマス

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こちらロンドン時間のクリスマスイブです。みなさまは如何お過ごしですか?

ロンドンのクリスマスは。ドイツやイタリアのそれと違い、若干宗教色が薄くて、このまっくらな冬のまっただ中を、無理矢理にでも楽しもう。と、思っているのかしらね。と、わたしなどはつい、思ってしまうような雰囲気。実は20年前からこの感じがとても苦手でした。

旅行者としては、不便このうえないイギリスのクリスマス。事前に、ネットで調べたにも関わらず、バスと徒歩でわざわざ訪ねた大英博物館は、なんとクリスマス休暇に入っていた。あらまあ!ですよね。

明日は電車もバスも止まる。少しだけ動いているタクシーは、2倍の値段。

お店もすべて休み。開いているのは、ホテルやチャイナタウンのみ。

日本では考えられない社会全体の停止状態です。

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一番上の写真はクリスマスイブの朝にコヴェントガーデンホテルで、今朝。朝食前の朝8時に撮った写真(まだ真っ暗)ですが、実は、この新年にShade に登場させる新作のジャケットを着て旅をしています。これ、後ろ身頃や袖が美脚パンツと同じもの凄く伸びる素材。前身頃だけが、伸びないコットン素材で、私の夢見る服の理想が、完璧な形になったジャケットです。しかも、旅に超便利です!

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そのジャケットの上に、ナイジェルのラムコートを着て…。本日は、新装なったサドラーズウエルズにおそらく、やはり、16年ぶりにやってきました。演目は、マシューボーンの新作バレエ、シザーズハンズです。いやもう!最高!観劇で感激しすぎて、ぽろぽろ涙を流してしまいました。9月の熊哲吉田都以来の心の浄化作用です。

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実は私、まさにロンドンに住み始めた20年前、ティム・バートン監督のシザーズハンズが封切りされてそれを何度もロンドンで見て夢中でした。そしてそれが今、まさに、生身の人間のパフォーマンスで観賞できた。いつか、日本でも上演される日が来そうな気がしますが、ティムバートンファンの気持ちをも決して裏切らない内容です。

ファンタジー一杯のトピアリーが突然踊りだす。など、歓喜の瞬間多々あり。

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今、ロンドンの街でさまざまなクリスマス飾りを目にしますが、シャネルのクリスマスツリーが素敵でした。やはり、さすがであります。

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さて、クリスマスの飾りはどこでどれを見ても楽しいのですが、やっぱり、厄介な日程でロンドンに来ることにしてしまった訳です。クリスマスのロンドンに、なんて行くことはおすすめしない。と、いうのが私の結論、住んでいらっしゃる方はよろしいのですが、少ない日程で、いろいろ見たいのに、2日前後はやっぱり潰れる。24日から閉まってしまうギャラリーやお店も多いし、食料品の店にしても夕方5時6時が最終営業。(でも、ピカデリーのWHOLEFOODが19時までやっていて助かりました!)

誰もが、クリスマスギフトを買うことに、殆ど強迫観念なのではないか、と思うほどに、プレゼントを買いまくる。なんだかよく解らないのですが、誰もが「メリークリスマス!」とか、いうけれども、そもそも教会に行く訳でもなく、家で家族が集まって大フィースト。どっしり成人に必要なカロリーの三日分以上にあたる高カロリーの重たい食べ物を昼から食べまくり、プレゼント交換。う〜ん。なんだか、ついていけない。….とずっと思っていたんでした。

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今、その雰囲気をまじまじと外側から味わう。このシャーボネルのチョコレートにはまって一挙に太った事がありましたっけ。とても危険です「危険物」。

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ロンドンに7年も住んでいたというのに、クリスマスの日は、だいたい昼からシャンパンなんかのんじゃって、寝るまで飲みっぱなしで、街になんて、でたことがなかったので、これが初めての、クリスマスのロンドンの街体験です。さすがに車も走ってない。バスも地下鉄も止まっているので、凄い静けさ。ちょうど今宿泊中のホテルをでてすぐにリージェンツストリート。こんなの初めて見た!

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ロンドン在住のT様の運転で市内建築めぐり。さすがにこの景色、ウエストミンスターの周辺は、イヤな建築もなくて100年前とほぼ似たような景色。電線もなくて素晴らしい景色です。

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バタシーの発電所跡の景色は子供に見せたかった。ピンクフロイドのレコードジャケットで若き日に憧れた眺めです。

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タワーブリッジを渡って、バトラーズワーフ、バーモンジーへ。

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奇抜な建築。必ずしも美しくない。奇抜というだけ。これを見て、軽く怒りを感じてしまいました。この支離滅裂をイギリス政府は許してきたのかと。

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でも、バーモンジーにできた、ジェイ・ジョップリンのホワイトキューブは美しい。

20年近く前、メイフェアにできたジェイのホワイトキューブ。小さな白い四角い空間。それが第一号で、吉谷家は、杉本博司さんの御用達、ロンドンにおける専用民宿だったので、杉本さんを介してジェイ.ジョップリンに逢った。ジェイは賢そうなヤングボーイという印象でしたが、素晴らしい時代の波乗り手だったわけです。

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その新しくできたバーモンジーのホワイトキューブは、イーストエリアの、イヤでも目に入る奇抜なロンドンの建築群のなかで、実はオアシス。もっとも美しいと。そのとき感じました。

クリスマスゆえに、今年一杯は、エキシビションを見られないのですが、外観を見れただけでも、今日は幸せだったなあ。それで、建物とツーショット。っていうのかな?

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同じバーモンジーの道にあるテキスタイル&ファッション・ミュージアム。今はニット展をやっている。ここのカフェもご機嫌なので、再開後、できたら見にきたいのですが。まるでカリフォルニアみたいな晴天です。

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そして、実際に真下から眺めたら、気持ち悪くなってしまった ザ・シャード。この上のほうにあるシャングリラに泊まろうか迷ってやめたのですが、止めてよかったです。熟睡できないだろうと、眺めてわかった。

さて、ここで、また睡魔が襲ってきてしまいました。とちゅうですが。ここで失礼。