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行きたい!!!美しいものを観る旅!パンフレット完成!

ただいま、8月に予定しているオランダガーデンツアーの訪問先の詳細をずっと調べています。海外のサイトから本を取り寄せたり。オランダ版はお手上げ。英語版で、あいかわらず、たどたどしく単語を調べて、意味を理解(完璧な理解とはいえないのですが)

 

以前も、ミセス誌のオランダロケでの小さな街や村に滞在して、魅了されたさまざまな景色。写真は、個人宅の庭。

 

完璧に、オーダーの整った景色です。

まあ、どこもかしこも、実に、実に、いい感じなのです。有名じゃないだけです。

でも、それゆえに、情報が少ないので、少しづつ調べて。

でも、みなさまにご参加いただくのが一番の重要課題ですので

行きたい!と、思っていただくだけの写真や記事を。

デルフト焼のホテルの朝食。ルームサービスで。こちらは、過去3回のアムステルダム滞在で二度泊まったホテル seven-one-seven

でも、他のホテルも、すてきなデザインがいろいろ。

今回は、ツアーの終了後、大型バスでの侵入ができなくなったアムステルダム市内に移動して二〜三泊ほど延泊の予定ですが、それも、どのホテルにするか迷います。

話題のロイズホテルか、ピュリッツァーか、サーアルバート、

ピロウズはどう?https://www.pillowshotels.com/

 

立地がよいので、Conservatorium hotel Amsterdam  は?

いろいろ、TABLET のサイトを見てチェックをしています。

洗練の極み、クールなカフェや建築。美しい世界がたっくさん存在するので、

探すのも旅の楽しみです。

 

まずは、今回、訪問予定の、3つの美術館。

https://vijversburg.nl こちらは、日本人建築家の石上純也氏が建築とPiet Oudolf 氏の作品!
http://www.voorlinden.nl こちらは、ハーグ近郊に新しくできた美術館。マナーハウスを改装したモダンアートの美術館で、注目の作品がぎっしり!

 

 

 

オランダ・ガーデンツアー、募集開始!

もちろん「イングリッシュ・ガーデン」は不滅ですが、

21世紀に入って、そのイングリッシュガーデンに、

実に多大な影響を与えたともいえる、Dutch Wave を知らずに

「自然な草花の庭」は語れない。と断言します。

この写真は、ロンドンオリンピックのメドウ。この源流はやはり、

Dutch Wave にある?

との思いが強くなっていったのは、もう、数年前のことです。

でも、オランダ。皆様のなかで、詳しい方はいらっしゃいますか?

 

さて、先日、友人の後藤繁雄君の奥様、なぎささんから

去年の9月に、彼らがオランダの現代美術の旅にでたとき、現代美術館 Voorlindenを訪ねた、その写真をいただいた。

それから、先日、ミセス誌取材時にもお世話になった、オランダ政府観光局の方にもついに、相談し、最新情報を得た。

得るほどに、熱くなる。ヒートアップする。だって相当これは、面白い!

Piet Oudolf 氏は、名だたる美術館の庭を、ほとんどプランティングデザインしていますが、できれば、それは全部見たい。

http://www.voorlinden.nl/gardens/piet-oudolf-gardens/?lang=en

かと思うと、其の美術館は、見るべき作品もいっぱいで。

 

ジェームス・タレルやロン・ミュエクの作品。もう、最高にかっこいいので、台湾で体験し、興奮した世界の、数倍になることは、間違いない。

 

温暖化の影響と、賃金の高騰や人手不足などが原因で、庭で費やすべき労力を減らさざるを得ない状況です。

それと、20世紀の終わりにイギリスに起きたモダンブリティッシュのムーブメント。Dutch Wave を知らずにいたら、21世紀を乗り越えられないわあ。と。

 

それには、価値観の変革も必要だと思います。

そんなことの気づきも、必ず、旅にはあるでしょう。

 

私自身、モダンデザインが、生まれつきの自分のバックグラウンドであり、最大の好物であったものの、クラシックな美に対する憧れは、25歳を過ぎてから知って、その憧れは人一倍に強い。でも、どうかすると、バックグラウンドに戻る。

そんな、今があります。ヨーロッパで、インテリアデザインに最初に熱中したのは、16世紀のオランダだと。インテリアデザイン発祥の歴史を調べていて、見つけた。

 

フランス、イタリア、イギリス、美しい世界はいっぱいありますが、今、このムーブメント。今回のオランダガーデンツアーは、実り大き世界になることは間違いなしであります。

 

8月出発のツアーゆえに、若干、飛行機とホテルがほかの月に出発するよりもお高くなるのが悩みの種でしたが、この時期を外すと、植物の美も違うとのこと。

二度とないチャンスです。

 

もちろん、現代の世界中の庭に大きな影響を及ぼしている、ピート・アウドルフだけでなく、たとえば、「モダニズムの母親」と呼ばれてきたミーン・ルイスの庭も必見

 

Tuin Mien Ruys  は 70 年以上に渡って、ミーン・ルイスが自分の庭として作り続けてきた庭です。モダンでいながら自然主義的な、風景デザインに出会えるのが楽しみです。 DutchWave の創始者や世界中のデザイナーにインスピレーシ ョンを与えたという庭。ぜひ、実物を。

http://www.tuinenmienruys.nl/nl/documentary-mien-ruys/

http://dehefpublishers.nl/Lopende-projecten/Mien-ruys-de-biografie

Prions Tuinen は、Dutch Wave”のメンバー、ヘンク・ジェリシェン(Henk Gerritsen)とアントン・シュレプ(Anton Schlepers)によって、作られた庭。

当然、ミーン・ルイスの影響を受けたといわれています。強いデザイン

https://www.tuinenstichting.nl/agenda/openstelling-de-priona-tuinen/

http://prionagardens.blogspot.com

 

今回、宿泊するロッテルダムはオランダ第二の都市。第二次世界大戦で壊滅的に崩壊をした後、実験的な建築群がそびえる都市に変貌したとか。多くのアーティストが注目し、行ってみたい、ファッションやデザインショップがあるので、ああ、少し自由時間が欲しいなあと。悩んでいます。

https://www.holland.com/jp/tourism/destinations/rotterdam/shopping.htm

http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/cc/news/2018/05/-dutch-wave.html

国際バラとガーデニングショウは本日で終了!

写真は、ボランティアでメンテナンスに参加してくださった方、一株づつ株もとを触って乾き具合を確認しています。

5月14日から施行が始まり、17日が開会式で内覧会。一般公開の日には、本当に暑くてどうなるかと思った花のコンディション。ガーデニングショウの会場は朝晩のメンテナンスが欠かせないのですが、最終日がやってきました。

実に、庭は、デザインだけでなく、植栽の技術や、管理や、そこへの愛や情熱が必需。デザインだけでも、情熱だけでも、維持管理への意識がないと、美しい庭はありえない。

ましてや、自己顕示欲しか感じない庭なら、ないほうが良い。今回は、そんな庭を目にして悲しくなった。

 

ただし。私自身もどうなのか。庭もデザインだけなら、きっと、ある程度、老齢になってもできるけれども、気力体力をフル活用して、最終日まで庭を維持管理して保つのは、実に実に、なかなかに大変です。

今回も、第1回目から愛と情熱でバラの眺めを調整してきてくれたオリさんの活躍に助けられた。でも、彼女も今年で最後だわという。いや本当に大変なの。

なので、ガーデンショウでは、毎日、美しさを保つための努力をしているガーデナーのいる庭と、そうでない庭は、一目瞭然。(見学に来てくださった友人知人、有志の方々にも、お手伝いいただき、ありがとうございました!!!)

 

ギリギリのエネルギーを駆使してやり遂げるのに、若さは大切なことで、今の私のように、60歳をすぎて、ガーデンショウの時期に平均睡眠時間4~5時間で今のスケジュールをこなすは、あまりよろしいことではない。と思っておりますのよ。

同時に、各方面からご依頼いただく新たな庭のプロジェクト。僭越ながらそう簡単に受け入れられないのは、現状の庭を、昨日より明日、今年より来年、と、エネルギーを注ぎたいので、誠に申し訳ない。でも、ご縁があればするするとご縁は広がるはずなので。建築と違って、庭のような生き物を扱うのに、裾野を、広げるのは実に難しいですね。

 

さて、本日、最後の庭。午後3時からは最後のトークショウ。頑張って行ってまいります!

througham court garden ソローガム コート ガーデン

今年のガーデンツアーは、オランダを予定していますが、今までに私が巡った大小公私200箇所以上の庭の中で強くいつまでも印象に残っている庭をご紹介していこうと思います。

その多くは、ヴァージンアトランティック航空のイギリスへ行こう!の中で掲載した内容が基本になっていますが。今、あのサイトがなくなってしまったので、そのトレースをできる限りとおもいまして。

ツアーでは、普段は公開していない個人の庭をアポイントを取って伺うことが多いのですが。ここはその価値マックスの庭でもありました。

それが、今英国でもっとも人気のエリア、コッツウォルズ地方にある、個人所有のコンテンポラリーガーデン、througham court garden です。

この庭のオーナーでありデザインをしたのは、ドクターの称号を持ち、且つランドスケープデザイナーでもある Dr.Christine Facer 。

写真上。かっこいい!とてもチャーミングな方でした。ご本人、気さくなクリスティーンさんに免じて、敬称を略させていただきますが、彼女の数学的、あるいは、科学理論をベースとした庭づくりは、瞬く間に新聞記事やメディアの間で話題となりました。こればかりは、写真でもよくわからない。ひと目、本物をみないことには理解不能と判断し、2013年の夏に開催した私の英国ガーデンツアーで訪ねることにしたのです。

17世紀のコッツウォルドストーンによる典型的な石造家屋から、クリスティーンさんご本人によるガイドツアーがスタートします。
まず最初に迎えてくれるのが、anatomy of the black swan gate.  
基本的に数学理論や数学的な物事の捉え方を根底的にわかっていない私には、たとえ日本語で説明されても、相当チンプンカンプンだったのですが、ここに描かれた2つのサイコロは、「人生は運のゲーム」であるということを、現しているとのこと。ちゃんと実用的に機能しているゲートで、こんなに絵画的に美しいのは始めた見た…。
その次に目に飛び込んでくる、赤、白、黒のチェッカーパターンに彩られた庭は、Chiral Terrace   キラル(ないしカイラル)テラス。
反鏡像対称性、鏡像異性体のテラス。キラルとは。ギリシャ語で「手」を意味するらしいのですが、左右の手の甲が、互いに重なり合わないところから発する言葉だそう。三次元の物体や減少がその鏡像として、互いに重ね合わせることができないということを、庭のランドスケープで表現するという発想そのものが驚きでした。 Dr.Christine Facer 美しい女性でした。

写真にもあるように、トピアリーのような彫刻的で堅い印象の植物が植わる足元に、同じ緑色でも、アルケミラモリスやキャットミントのようなフワフワした柔らかい植物を植えると、質感のコントラストが際立って変化が楽しめます。こうした点なども、じっくりと見て行くと、たくさんの発見に満ちています。

Fractal Gate フラクタル概念は、ひとつの図形が相似形で広がっていく様子がグラフィックになって、この一見不規則な変動が大きな広がりになって、その先に見えるコッツウォルドの美しい丘陵が連続します。写真の一面的な見え方ではわかりづらいのですが、有機的で柔らかな景色にFractal Gateのオブジェが美しい。ゲート横に植わっているのは、エキノプス(ルリタマアザミ)。

この左手に見えている黒っぽい葉っぱだけの植栽に注目。黒いフォリッジばかりが集められて、それを Eclipse Shadow bed with Cosmic Planting と名付けてありました。エクリプスは皆既月食ですが、光の消滅を意味するので、黒い葉だらけで構成されていることに面白い意味が加わりますね。宇宙的植栽って。すてきだわ。私もやってみたい。

Library Garden (庭に本棚のスタチュー。これはプレゼントされたものだと。なんとなく彼女の趣味ではないと、受け取ったけれども、庭に本棚。シンボリックで素敵だ)椅子はこのデザインよりも21世紀的なモダンデザインが良かったかなあ。私ならそうする。あ、でも、ロマンチストの庭だったらこのデザインが良かったか。いずれにしても白が正解ですね。

 

最後に案内された「THE BARN 」納屋を改装した空間は、私たちが、お茶を頂いた場所。なにより、素晴しいと思ったのは、コッツウォルズのランドスケープをオーバールッキングできるガラス張りの一隅でした。

お菓子やテーブルの「セッティングも何気なく、彼女の趣味が出ていて素敵でした!赤色の効能がよく効いた演出で!