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景色の訓練 The Lalu にて

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思い出に残る、日月譚のThe lalu 。どこを見ても美しい景色やアレンジメント。ああ素敵だと思う景色を見つけてそれを写真に。ところが目で見て感動する景色なのに、写真にするといまひとつ。

ってことはよくあります。このラルーもそう。空間に包まれていると、圧倒的な美に包まれているのに。ファインダーを覗くと不満が。チャンスがあれば、訪ねてみていただければと思います(行き方などは、ガーデニングブログに)が、それを伝えるのも難しい。

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この写真は、わたしも今度のホテルの現場で大量のブーゲンビリアを使うつもりなのですが、陽の当たり方で、こんなに花数に差がでることを、クライアントに説明するのに、これはよいサンプルだと思って。

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空気、空間、そして、水や風や音や。

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ベランダには、夕食の間に夜の清掃とベッドメイキングにきたサービス係がつけていったキャンドルが夜明け前まで、灯っていたもの。5時にジジジッと音を立てて消えたら、その後、対岸のお寺から鐘の音。

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昼と夜の差。このサイドボード。とても懐かしい感じ。うっすらとミッドセンチュリーと北欧風のインテリアだからなのと、やはり、父の設計に似ている味があり。

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広いベランダから室内を見る。今回は、強い思いもあり、ちょっと奮発して、寝室と居間が別々になったセミスィートの部屋に。反対側にも、キングサイズの寝室があるので、家族なら4人で広々眠れます。

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昼間は強い日差しが暑いので木製のルーバーを閉めておく。

バスタブに浸かりながら、サンセットを眺める。

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ホテル外観は自然の景色に馴染んで木々に囲まれ、外からはほとんど見えない。

こんなに暑いのなら水着を持ってくるべきだったかしら。

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館内至る所にロータス。夜はここにキャンドルが灯る。

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寝ても冷めても眺めていたような気がする日月譚の眺め。

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思い出の景色でワンショット。あまりの暑さに自慢の花束のアップリケコートを、ついに脱いで行動していました。真夏の服装が必要だった今週の台湾。(先週は、東京より寒かったのに!)

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最後は雑誌のページにしたい景色を…。

銀座にて

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仕事の帰りに、気になっていた銀座の「ドーバーストリートマーケット」を訪ねてみました。とても素敵ですね。

アートとファッションが気持ちよくミングル。ロンドンの本家、ドーバーストリートマーケットより全然大きくてバラエティ感が素敵。

車を止めたのは、去年の秋、新装なった銀座八丁目の資生堂前。昔はこちらの宣伝部の仕事をさせて頂いていたので、よく来た思い出の多い場所。

新しくなったレストラン、ロオジェも行きたいなあ。昔伺って「おおっ!」と、感銘を受けたんですが、今度はどうかな? この春は、どなたかをお誘いしてランチでも? 写真は交詢社ビルのバーニーズ前で。あいにくの冷たい雨でしたが、やっぱり、銀座って素敵だなあ。新春らしい着物の装いの銀座のクラブのママ様たちの出勤姿も観賞に値する。本日は久々にShade のドレスではなく、ドリスバンノッテンで。しかし、寒さで首がすくんでしまった。背筋を延ばすの忘れた〜。気をつけないといけません。

写真は撮っておこう 1984 西 BERLINにて

 

今や写真といえばデジタル画像が当たり前ですが、私の古い写真は、殆どがポジフィルムです。初めてアメリカを旅した学生時代、1978年の記録写真に始まって、若き日の自分のポートレイト写真は、ほんの僅かしかないうえに、それがほとんどポジなので、あまり見る機会もない。あれ?私って、若い時、どんな顔してたのか。思い出せなかったのです。

古いポジフィルムから探していましたら、20代のころの自分の写真がでてきました。

1984年頃にベルリンで、夫の博光が撮った写真です。データ変換して。

ああ、私、こんなだったか?26~7歳です。このときの旅は、年末から新年に、またいでいたので、どっちの年か判然としません。自分の誕生日も年末なので。

このとき、夫と二人で成田からアエロフロート機に乗り、モスクワで一泊し、東ベルリンに入りました。この帽子は、そのとき、モスクワの空港で買ったミンクの帽子です。一生大切にしようと思って買ったのでした。コートは、その前の年に、冬のニューヨークで買ったボア、ウソ毛皮です。

中にはティェリー・ミュグレーの紫色の絹のブラウス。ボトムは、ゴルチェのタイトスカートか、無名ブランドのレザーパンツ、トキオクマガイの黒いスエードシューズを履いていました。この時代、ロングブーツはあまり流行ってなかった気がします。

写真は撮っておこう BERLIN 1984


数日前の、BS放送。天才少女バイオリニストだった、アンネ・ゾフィ・ムターです。びっくり、あれえ!?こんなにおばさんだったぁ?ムターといえば、若い女の子だと思っていたが。
でも、体が締まっていてカッコいい。ああそうか。私よりも7歳年下でありますが、彼女も今年50歳?光陰矢の如し。

で、このときです。東ベルリンから壁のある検問所を通り、西ベルリンに入り、ベルリンのフィルハーモニアへ。まだ東西ドイツはしっかりと分断され、かなりの緊張感がありました。

私たちは、この頃から、クラシック音楽と特にオペラに傾倒していました。
夫、博光の大学の音楽専攻科の友人から、ベルリンフィルのチェリスト、ベルリン・ゾリステンとしても活躍していた、クリストフ・カプラーさんを紹介され、彼のコネクションで、指揮者カラヤンの率いるベルリンフィルのゲネプロを見せていただいたのです。その時にアンネ・ゾフィ・ムターの演奏を生で聞いた。それはもう!素晴しかったです。ムター、20歳くらいだったかと。可愛くて、若さと才気が溢れていた。


で、思い出した。自分も26〜7だった! 私も今年、57歳になる。そうか!あれから30年経ったのね。カラヤンは既にこの世になく、カプラーさんも、とっくにベルリンフィルを引退。最近は音信不通。ご存命かどうか、そこも不明。
このとき、博光と私、図々しくも、ベルリンフィルの本拠地にて、カラヤンの立つ指揮台で記念写真です。


ベルリン動物園にて。時はバブルまっただなかの東京から、ベルリンへ。このあと、西ベルリンのデパートでミンクのコートを買ったのですが、なぜか、そのミンクのコートを着ている写真がどこにもない。
そして、この数日後に訪ねたハイデルベルグのレストランにて、この大切な帽子を忘れ、翌日取りに行くと、もう無くなっていた。悲しい。とても気に入ってたのに。一生のつもりが、1週間ていどの所持となったミンクの帽子です。ミンクのコートは、まだ実家にあります。デザインをしなおして、リメイクして着たいと思っています。
今の時代、携帯電話でも、写真が気楽に撮れます。写真は、とにかく、撮っておくべきものですね。おしゃれしたときなどは、写真を必ず、撮っておくべきです!記念の一着を、写真に撮ることもなく、捨てる。なんてことも、たくさんあったはずですから。