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Category Archives: 英国の話題

イギリス。時々恋しく思う

この写真は、ノッティングヒルの、TOM’Sだったと思うのですが。

私が、ロンドンらしさを感じるのはこの辺り。

天気の悪い、冬の始まりのロンドンで、ノッティングヒルあたりのカフェで過ごすのが

私の思うロンドンらしさ。これはまた、私の思うイギリスらしさとも違うけれど。

イギリスらしさといえば…。

去年、封切りになったイギリス映画。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を自宅の apple tv で観た。

忙しくて、とても映画館にはいけなかったので。

懐かしいイギリスの世界。あのパーラメントのシーンが始まるところ、大好き!

「order!order!」ご静粛に。

という意味だけど、このところ、インテリアやガーデンデザインの話によくでてくる単語です。

私は、20代のころからのゲイリー・オールドマンのファンでしたので、彼が演じるチャーチルが楽しみでもありました。

お年寄りというか、elder personのイギリス英語が大好きです。

「Indeed!」とかすぐいうでしょう。あれも好き。

イギリス英語が聞こえていないと、イギリスじゃないように感じますが、今のロンドンではそれは稀ですわね。ラテン系の英語とか多いですものね。

ミッドランドのカントリーホテルなどに泊まるのが、もっともそれらしいかというと、こういうホテルの従業員も、大陸から来たヨーロッパ人だらけ。歯をみせない感じの発音の。あのイギリス英語は、長らく、生では聞いていない気が…します。

なんでそんな話になったのかといえば、ついこの間、イギリスに行った方の

お土産話を、こちらのコメント欄にいただきました。(ありがとうございました!)

すっかりオランダに夢中になっていたので、ちょっと忘れていたイギリスを思い出してみました。

これからしばらく蔦が紅葉すると、ロンドンの街並みが美しくなりますねぇ。

晩秋のイギリスへ。行きたくなりました。

5月26日 @London 靴と帽子

去年の 5月26日の写真がでてきた。

去年の今頃は、チェルシーフラワーショウに行っていた。

ロンドンの街では、必ず、セントジェームスへ。

変化の著しいロンドンで変わらぬ雰囲気にほっとする。

久々に夫と歩いて、懐かしがったり。

セントジェームスでは、DUKES のBar へ。例のドライマティーニを。

最高に良い気分だった。

セントジェームスに行ったからには、最古の帽子屋   Lock&Coへ。

二階には、レディス。Lock & Coのデザインといっても、昔は貴族のお奥様の被るようなすごいのが多かったが、今はカジュアルなメンズライクも幅広く。なので、

ひとつにしぼらなくては、どっちがいいか迷った、ええい!

と、二種類。ひとつは、ボーター⇧。

レガッタやボートレースの会場でよく見かける伝統的な帽子。

そして、

こちらは、ポークパイというタイプ。

今年は、こちらのほうが活躍して、国バラの会場でもよく被っていました。

 

ジョンロブと並んで、ロンドンの最高峰といわれる、エドワードグリーンの靴と帽子を合わせてみた。自分では、勝手にセントジェームスルック。

 

セントジェームスが変わらないといっても、昔はなかった、最高の仕立ての、メンズライクな靴が、最近はレディスで存在する。見逃せない。

ここの写真すべて、Ladys よ!!!

今年は、イギリスにいかないかもしれないので、遠く感じるけれども、最強のプランツとデザイン王国、オランダにむけて、ただいま猛勉強中です。

througham court garden ソローガム コート ガーデン

今年のガーデンツアーは、オランダを予定していますが、今までに私が巡った大小公私200箇所以上の庭の中で強くいつまでも印象に残っている庭をご紹介していこうと思います。

その多くは、ヴァージンアトランティック航空のイギリスへ行こう!の中で掲載した内容が基本になっていますが。今、あのサイトがなくなってしまったので、そのトレースをできる限りとおもいまして。

ツアーでは、普段は公開していない個人の庭をアポイントを取って伺うことが多いのですが。ここはその価値マックスの庭でもありました。

それが、今英国でもっとも人気のエリア、コッツウォルズ地方にある、個人所有のコンテンポラリーガーデン、througham court garden です。

この庭のオーナーでありデザインをしたのは、ドクターの称号を持ち、且つランドスケープデザイナーでもある Dr.Christine Facer 。

写真上。かっこいい!とてもチャーミングな方でした。ご本人、気さくなクリスティーンさんに免じて、敬称を略させていただきますが、彼女の数学的、あるいは、科学理論をベースとした庭づくりは、瞬く間に新聞記事やメディアの間で話題となりました。こればかりは、写真でもよくわからない。ひと目、本物をみないことには理解不能と判断し、2013年の夏に開催した私の英国ガーデンツアーで訪ねることにしたのです。

17世紀のコッツウォルドストーンによる典型的な石造家屋から、クリスティーンさんご本人によるガイドツアーがスタートします。
まず最初に迎えてくれるのが、anatomy of the black swan gate.  
基本的に数学理論や数学的な物事の捉え方を根底的にわかっていない私には、たとえ日本語で説明されても、相当チンプンカンプンだったのですが、ここに描かれた2つのサイコロは、「人生は運のゲーム」であるということを、現しているとのこと。ちゃんと実用的に機能しているゲートで、こんなに絵画的に美しいのは始めた見た…。
その次に目に飛び込んでくる、赤、白、黒のチェッカーパターンに彩られた庭は、Chiral Terrace   キラル(ないしカイラル)テラス。
反鏡像対称性、鏡像異性体のテラス。キラルとは。ギリシャ語で「手」を意味するらしいのですが、左右の手の甲が、互いに重なり合わないところから発する言葉だそう。三次元の物体や減少がその鏡像として、互いに重ね合わせることができないということを、庭のランドスケープで表現するという発想そのものが驚きでした。 Dr.Christine Facer 美しい女性でした。

写真にもあるように、トピアリーのような彫刻的で堅い印象の植物が植わる足元に、同じ緑色でも、アルケミラモリスやキャットミントのようなフワフワした柔らかい植物を植えると、質感のコントラストが際立って変化が楽しめます。こうした点なども、じっくりと見て行くと、たくさんの発見に満ちています。

Fractal Gate フラクタル概念は、ひとつの図形が相似形で広がっていく様子がグラフィックになって、この一見不規則な変動が大きな広がりになって、その先に見えるコッツウォルドの美しい丘陵が連続します。写真の一面的な見え方ではわかりづらいのですが、有機的で柔らかな景色にFractal Gateのオブジェが美しい。ゲート横に植わっているのは、エキノプス(ルリタマアザミ)。

この左手に見えている黒っぽい葉っぱだけの植栽に注目。黒いフォリッジばかりが集められて、それを Eclipse Shadow bed with Cosmic Planting と名付けてありました。エクリプスは皆既月食ですが、光の消滅を意味するので、黒い葉だらけで構成されていることに面白い意味が加わりますね。宇宙的植栽って。すてきだわ。私もやってみたい。

Library Garden (庭に本棚のスタチュー。これはプレゼントされたものだと。なんとなく彼女の趣味ではないと、受け取ったけれども、庭に本棚。シンボリックで素敵だ)椅子はこのデザインよりも21世紀的なモダンデザインが良かったかなあ。私ならそうする。あ、でも、ロマンチストの庭だったらこのデザインが良かったか。いずれにしても白が正解ですね。

 

最後に案内された「THE BARN 」納屋を改装した空間は、私たちが、お茶を頂いた場所。なにより、素晴しいと思ったのは、コッツウォルズのランドスケープをオーバールッキングできるガラス張りの一隅でした。

お菓子やテーブルの「セッティングも何気なく、彼女の趣味が出ていて素敵でした!赤色の効能がよく効いた演出で!

 

 

 

たまにイギリスが恋しくなる

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テキスタイルのデザインは、学生時代から、自分に向いた仕事だと思っていました。

なので、学生時代から素晴らしいと思う先人のテキスタイルを集めてきたし、印刷物でも素敵だと思うと集めていました。昔はスクラップブック。今はスマホの写真で。

 

で、それはやはり、イギリスのデザインが素晴らしい。ヨーロッパじゅうに素晴らしいテキスタイルがありますが、好きなデザイナーが沢山いるという意味で、イギリスが好きです。

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セリア・バートウェルは若いころからの憧れでした。

 

 

テキスタイルと関係ないけれど、イギリス的で好きなのが、現代もののバレエと、あのオリンピックの開会式の007。https://www.youtube.com/watch?v=1AS-dCdYZboいいですねぇ。ハッピー&グローリアス。

 

それと、もうすぐ、映画「チャーチル」イギリスでもっとも私が好きな俳優。ゲリー・オルドマンが出るので、絶対に見なくちゃ!